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ローヤルゼリーはどうやって作られる?

健康食品の代名詞のひとつローヤルゼリー。
名前は有名ですが、実際にどのようにつくられているかは、一般的にはあまり知られていないでしょう。

ローヤルゼリーは別名、王乳と呼ばれています。
この王乳という呼び名に、ローヤルゼリーがどのように作られているかのヒントがあります。

そもそも、ローヤルゼリーが何のためにつくられているかというと、ミツバチが女王蜂に食べさせる食事として作る、女王専用の特別食なのです。

つくりかたは、まず働き蜂が一生懸命に集めた花粉や花の蜜を巣に持ち帰り、それを体内で分解、合成し咽頭線から乳白色のクリームを分泌させます。

その、乳白色のクリームがローヤルゼリーです。
働き蜂は、咽頭線から分泌させたローヤルゼリーを、王台に貯めていきます。
王台とは、女王蜂のための巣房です。
女王蜂は王台に貯められたローヤルゼリーだけを食べて、育っていきます。

女王蜂を育てるためのお乳というニュアンスで、ローヤルゼリーは王乳と呼ばれているのです。

養蜂場で、製品としてローヤルゼリーをつくる場合は、働き蜂に花粉と花の蜜を巣に持ちかえってもらうところまでは同じですが、巣の中に人工王台という、文字通り、人工的に作った王台を設置し、そこにローヤルゼリーを貯めてもらいます。

ちなみに、この人工王台に貯まるローヤルゼリーは、72時間でわずか300mgと、非常にわずかです。
いかにローヤルゼリーが希少なものかわかるでしょう。

ローヤルゼリーの採取には非常に時間を要します、この手間が、ローヤルゼリーが高級健康食品である一因となっています。

働き蜂が、花の蜜や花粉を採取してもらい、巣に持ち帰ってもらうには、実は非常に整った環境が必要です。
少しでも環境が悪化してしまうと、働き蜂は、正しく巣に帰ることができなくなってしまうという繊細さをもっているのです。

養蜂場でローヤルゼリーを採取するには、環境保全に力を注ぎ、働き蜂がローヤルゼリーを分泌させるまで根気よく待ち、さらに、鮮度が落ちる前に、すみやかに人工王台からローヤルゼリーを採取し、加工、出荷する必要があるのです。
正した環境で、働き蜂に頑張って貯めてもらったローヤルゼリーを速やかに市場に並べるには、働き蜂と養蜂場の素晴らしい努力、そして、なによりも自然が必要なのです。

女王蜂のためだけにつくられる特別食のローヤルゼリー。
その健康効果を、あなたの健康習慣に取り入れてみては、いかがでしょう。

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